Archive for the ‘Software’ Category

オープンカーのようなウェブサービス

Friday, December 7th, 2007

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少し前の話になるけど、11月初頭に東京モーターショーに行って来た。

ハイブリッドやクリーンディーゼルといった環境技術、日産GT-RレクサスIS-Fといったスポーツカーと並び、自分的によく目に留まったのがオープンカー。写真にあるような感じでオープンカーの展示がよく見られた。

最近の流行としては、爆発的な加速やパワーを売りにしたスーパーカーという流れからオープンカーのような手軽な楽しさを特色としたクルマのほうが人気が変わってきているみたい。

小さめのエンジンパワー、車高の高さに加え、細いタイヤに街中の乗り心地重視のサスペンションと、クルマの運転が好きそうな方々にはことごとく訴求力のないスペックだけど、屋根が外せる、ただそれだけで人はオープンカーに惹かれるらしい。

思うに、プロダクトの魅力はきっと技術力だけじゃないんだな、と。技術力はモノの訴求をする上でいくつかあるうちのひとつでしかなく、技術力がまあまあでも、他の要素で俄然、人の心を捉えるプロダクトになりえる。

技術を隠蔽し、肩肘張らず、人が愉しむことにフォーカスを当てたプロダクト。ウェブ関係でもそんなサービスが増えると、素敵かなと思う。

#写真:日産マーチ(左上)、プジョー207(右上)、フォルクスワーゲンビートル(左下)、ミニ(右下)

かんたんなイントラブログの立て方

Friday, May 25th, 2007

友人から「かんたんにイントラブログを立てたい」という話があり、ざっとまとめた設置手順を転載しておく。あくまでかんたんに、ということで、サーバ環境は、Windows XP 上に XAMPP Lite を使って構築し、ブログソフトウェアには Wordpress ME を採用、バージョンは、2007/5/19 時点での最新版を使用した。

注意事項:
XAMPP Lite はかんたんなサーバ環境設置を実現する反面、セキュリティ的に難アリで、インターネット環境でのサーバ利用には向かない。利用には注意されたい。

1. XAMPP Lite のセットアップ

以下 URL から xampplite-win32-1.6.1.zip をダウンロード。
http://www.apachefriends.org/download.php?xampplite-win32-1.6.1.zip

C:\ とか D:\ とかハードディスクの最上位階層でダウンロードファイルを解凍(USBメモリでも可)。C:\xampplite\ といった感じのフォルダができる。C:\xampplite\xampp-control.exe をダブルクリックで起動。

01_01.png「XAMPP Control Panel」が表示される。赤枠・青枠の「Svc」チェックボックスにチェックをいれ、黄色枠「Service Settings」ボタンをクリック。

01_02.png黄色枠「SCM」ボタンをクリック。

01_03.png「Apache 2.2」が選択されていることを確認し、オレンジ枠「サービスの開始」リンクをクリック。

01_04.png「mysql」が選択されていることを確認し、オレンジ枠「サービスの開始」リンクをクリック。

2. Wordpress ME のセットアップ

http://sourceforge.jp/projects/wordpress/files/ にアクセス。

02_01.pngむらさき枠「wordpress-me213.zip」リンクをクリック。ミラー選択画面に遷移する。

02_02.pngむらさき枠内のダウンロードアイコンをクリック(どこでも可)すると、ダウンロードが開始される。ダウンロードファイルを解凍。解凍後、できたフォルダ「wordpress」を C:\xampplite\htdocs\ に移動する。http://localhost/phpmyadmin/ にアクセスする。

02_03.pngオレンジ枠「新規データベースを作成する」の箇所にて、「wordpress」という名称にてデータベース作成。http://localhost/wordpress/ にアクセスする。

02_04.png「ウィザード」リンクをクリック。

02_05.png「こちらをクリック」リンクをクリック。

02_06.pngユーザー名に「root」、パスワードを空に設定し、「submit」ボタンをクリック。

02_07.png「WordPress のインストール」リンクをクリック。

02_08.png「First Step」リンクをクリック。

02_09.pngブログ名を適当に入力(あとで変更可)、メールアドレスを入力し、「Continue to Second Step」ボタンをクリック。

02_10.pngセットアップ完了画面に遷移する。表示されたログイン名・パスワードを使って、「ログイン」リンクを押した次の画面にて、ログインを行う。

02_11.pngログイン画面。

02_12.pngログインするとこの画面が表示される。

02_13.pnghttp://localhost/wordpress/ にアクセスするとブログの公開用画面が表示される。

以上で設置完了。

The Alternatives to Visio

Sunday, May 20th, 2007

UML やフローチャートが描けるような作図ツールを探している。業務で使うなら Visio だったり、(もはや化石的存在の)Inspiration がそれにあたると思われるが、いずれもそれなりに高額であり、個人用途には手を出しづらい。そもそもウェブ制作者にとっては、(業界標準の)Adobe Illustrator のほかに作図ツールがいるのか?というところもあり、意外に話が難しい。

作図ツールの導入意図として、

  1. 比較的簡単に作図ができるようにすること
  2. 誰もがドキュメント確認のみならず編集もできるようにすること

といったところがあるかと思われる。上記 2 点を踏まえ、以下まとめておく。

1. 比較的簡単に作図ができるようにすること

簡単に作図ができる、ということで、たとえば、基本図形がライブラリとしてまとめられ簡単操作で呼び出せるようになっていたり、図形と図形との線をコネクタとして結べるようになっていたり、とか。

この点、Adobe Illustrator は高機能ゆえに不得手であり、ウェブ制作者としても別のツールを考えてみたくなるところと思われる。Visio はもちろん得意分野だが、次の点が難点となってしまう。

2. 誰もがドキュメント確認のみならず編集もできるようにすること

ドキュメント確認のみなら PDF 形式の書き出しで対応できると思われるが、編集となると、ツールそのものの導入が必要になる。

Visio はここがネックで、作図専用ツールに 3 万円弱( Standard の場合)のコストというのは企業は別にしても、個人では手を出しづらい。自分だけでなく、周囲にもかかるコストであることを考えると、もう少し手軽に導入できるツールを考えてみたくなりそう。

The Alternatives to Visio

Visio に代わる手軽なツールを、ということで、オープンソースのソフトウェアを中心に洗い出してみた。UML つながり?ということで、Java で、特に Eclipse の plugin として Java で書かれたソフトウェアが多かった。

Eclipse の plugin として Java で書かれたソフトウェア

Java で書かれたソフトウェア

その他

個人的には、OpenOffice.org Draw がなんでも機能アリで何も考えずとも手軽に使える感じがして、平凡ながら一番良いように思えた。

なお、今回の洗い出しにあたり、以下サイトが役に立った。商用ソフトウェアに代わるオープンソースソフトウェアを包括的にまとめている感じなので、また何かの機会に使っていきたい。

Open Source Alternative
Find Open Source Alternatives to commercial software

Debian GNU/Linux 4.0

Tuesday, April 17th, 2007

バージョン 3.1(コードネームSarge)のリリースから約2年。Debian GNU/Linux の新バージョン(コードネームetch)がリリースされた模様。

Debian GNU/Linux 4.0
http://www.debian.org/News/2007/20070408

文字コードが UTF-8 だとか、メディアが DVD で 3 枚・CD で 21 枚 (!) とか、いろいろびっくりなところはあるけど、以前の Debian に比べ、採用ソフトウェアが比較的新しめのバージョンで、おもしろそうな予感。package 的には以下に興味をもった。

とはいえ旧バージョンにいまのところ不満はないので、しばらくこのままのバージョンで使い続けていくつもり。

俺サイボウズ

Monday, April 16th, 2007

「サイボウズ」を想起させるオープンソースソフトウェアを見つけたので、メモ。

このソフトウェア、画面構成はかなり「サイボウズ」に似ていて、ドキュメントを見る限り、機能面も「サイボウズ」を意識したつくりになっている模様。

「サイボウズ」の良さは、ひとつのデータを2種類以上の用途で使う「ワンソース・マルチユース」にある。例えば

  • 関係者全員の予定がまとめて表示され、全員が空いている時間を簡単に見つけられる
  • メンバー同士の予定を関連付けできるので、1人が入力した予定データを皆で共有できる(自分で入力する手間を省ける)
  • 予定と会議室予約を関連付けできるので、予定の時間が変更した際、会議室予約も連動して変更される

といった感じで、ことあるたびに行っていた二度手間を1つのタスクにまとめてくれる。

見た目は至って普通な「サイボウズ」だけど、この便利さはかなりのもので、まだ世に出ていない使い勝手の良いツールを考える上でのヒントにもなりそうなくらい、示唆に富んでいるように思う。

ペンギンオフィス2 の導入には PostgreSQL が必要ということで、まだ手元で動かすに至っていないが、「俺サイボウズ」的に使える意味は大きい気がする。

Larry Tesler

Sunday, March 11th, 2007

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とあるところにて Larry Tesler に遭遇。Apple Computer, Inc. の歴史を語る上で欠かすことのできない氏は、現在、Yahoo! Inc. の Vice President, User Experience and Design を担当している。

この方の話を聞いていると、Web だから Internet だから、ということより、Software とは Tool とは、といった観点からの考えのほうが自然に思えてくる。

10年ソフトウェア

Wednesday, February 14th, 2007

汎用機 や Unix といったビジネス・研究用途のコンピュータソフトウェアが長いスパンで使われ続けるのとは対照的に、エンドユーザー向けのソフトウェアの場合、作成データの互換性がなくなった、とか、作成アプリがサポートされなくなった、とかであるとき突然、継続利用の道を絶たれることが多い。

たとえば自分の場合、コンピュータ使い始めのころ、ほとんどの書類を クラリスワークス で作っていたけれど、いまその書類ファイルを読み込めるソフトウェアはあるんだろうか。その書類ファイルは HFS という古い Mac OS のファイルシステムでフォーマットされたハードディスクに入っているが、いまこの形式を読み込めるソフトウェアはあるんだろうか。

エンドユーザー向けコンピューティングが目指すところとして、「いままでにない新体験」 が、個人的にはとても大事だと思っている。止まることのない進化のスピードで、いままでにない利便性・創造性を提供することがコンピュータの大事な役割のひとつであると思う。が、その一方で、変わってはいけないこともあるんだということを認識したい。

ユーザーが作成したデータが使えなくなる、、、。よくある話ではあるけれど、よくあっていい話なんだろうか。ゲームで遊んだ結果ならともかく、生活上必要なデータは、最低10年は普通に利用可能な状態であってほしい、と思う。

インターネットやオープンソースの流れで、最近「標準化」を謳ったフォーマットが増えてきた気がする。ウェブ上のアプリケーションでもデスクトップアプリケーションであっても、10年は使い続けられるようなものが増えることを期待したい。