Macのダイアログボックス

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UIの検討にあたって、Macでなくていいと思う…、その具体例の1つがこのダイアログボックス。

これはシステム終了時の確認ボックスで、2つのボタンから構成される。1つめ「キャンセル」ボタンにはグレーの枠が付いている。2つめ「システム終了」ボタンは全体的にグレーで着色されている。

ここで問題です。returnキーを押したとき、どちらのボタンが実行されるでしょう…?

Macの操作に使い慣れていない人がこの場面でキーボード操作をしようとした場合、相当な頻度で困ってしまうのではないでしょうか。というのは両方のボタンにフォーカスがあたっているかのような装飾がされていて、ボタンを押したときの挙動が予測できないと思われる…からです。

Windows、ゲーム、テレビなどGUIの多くは、画面上のフォーカスは1つで、キーボード操作として可能なのは、それを実行するか否か、他要素にフォーカスを移動させるか、キャンセルするかの3通りくらいだと思います。ただ、なぜかMacだけそのあたりの勝手が違っていて、”2つのフォーカス” という、他でみられない現象が日常のように発生しているように見受けられます。

ちなみにこのボックスの “ただしいキーボード操作” ですが、

  • スペースキー押し下げ → 「キャンセル」実行
  • returnキー押し下げ → 「システム終了」実行

こんな感じになってます。慣れればなんてことないんでしょうけど、難しい…。自分的にはMac OS Xを私用で使いだしてから1年半くらい経っているのにいまだに慣れず、よっぽどWindowsのほうが単純で直感的に思えてきます。もっともMac OS X以前のMacはもともとキーボード操作よりもマウス操作を基本に考えられていたように思えるので、Macユーザの多くはマウス操作に徹することで混乱回避しているのかもしれませんが。

“UIといえばMac” みたいなイメージやブランドがあるように思いますが、このような例がところどころ見受けられます。また改めて書いてみたいと思います。

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