宮崎復興イベント “MOVE IT! RALLY”

February 16th, 2011

Move it rally

東京から宮崎まで2ヶ月かけて走りつなぐイベント “MOVE IT! RALLY” が大詰めを迎えている。このイベント、宮崎のフェニックス・シーガイア・リゾートの従業員の方々が、ランやバイクで総距離 1,648km を走りつなぐというもので、高低差や悪天候にも負けず毎日走り続けているというのだから、もうとにかくすごい。

上掲の写真は1月中旬、頼まれてもいないのに、何かのお役に立てればとカメラマンとして参加させていただき、撮影した箱根湯本での一枚。この気迫の表情のお方、フェニックスリゾート株式会社の取締役会長であられます(丸山康幸さん)。会長自ら箱根の急な坂を駆け上り、それ以外のエリアでも突如出没してはランにバイクに参戦しまくってる模様。

2月15日現在の到達地点は福岡。東京から1ヶ月以上かけて走ってきて、3月1日に予定しているゴールまで残り約2週間。宮崎といえば、いうまでもないけど、口蹄疫あり鳥インフルエンザあり新燃岳あり…という多難な状況だけれど、それだけにこの取り組みには宮崎復興としての大きな意義があり、ゴールに向け、より多くの人と感動を共有できたら…と思い、このブログを書いている。

MOVE IT! RALLY のサイトURLは以下のとおり。もしこのブログを読んでいただいて関心を持っていただいたら、MOVE IT! RALLY の twitter をフォローいただくとか、コメントいただければ、ご担当の方々の励みとなるかと思います。どうぞよろしくお願いします。

丸の内仲通り

February 16th, 2011

Naka-dori

夜の丸の内仲通り、ガイジンさん受けしそうな色味と構図(たぶん)。
外車がさっそうと通り過ぎるところを狙いたかったものの、
タイミングが合わず、寒さに耐えられず、また次の機会に。

サンフランシスコ空港

February 16th, 2011

San Francisco International Airport

4年ぶりのサンフランシスコ空港にて。
空の大きさと青さがやっぱり別格な気がします。
諸々の事情により長く滞在できなかったけど、また訪れたいな…、と。

九州新幹線と水戸岡鋭治さん

February 13th, 2011

Kyushu Shinkansen "Tsubame"Kyushu Shinkansen "Tsubame"
Kyushu Shinkansen "Tsubame"Kyushu Shinkansen "Tsubame"

水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン―私はなぜ九州新幹線に金箔を貼ったのか?」という新書がものすごく興味深く、何度も読み返している状況につき、自分的メモを兼ね、以下まとめておきたい。

この書籍の著者である 水戸岡鋭治さん九州新幹線800系「つばさ」の外装・内装を手がけた工業デザイナー。九州新幹線以外にもJR九州の特急列車を主として鉄道デザインをいくつも手がけており、20数年に渡る実績と各案件での実践内容がこの書籍にはまとめられている。

この書籍、交通新聞社から発行されていることもあり、パッと見、鉄ちゃん向け雰囲気だけど、「実は違うのでは?」という個人的印象。工業デザインとは何か? 職業デザイナーとは何者か? それらの本質に迫るフレーズがいくつも散りばめられてる感じがしており、鉄道に興味がない人でも十分価値ある一冊な気がする。

職業デザイナーとは何者か? かたちを整えたりカッコよくしたり、といったことはデザイナーでなくともできること。著者は「ビュッフェ(食堂車)」を引き合いに、利用者の経験や認知に重きをおいたデザインのあるべき姿を説いている。

なぜ、食事をするということが大切なのか。それは食べるという行為が記憶と深く結びついているからです。

乗客は列車の中にいるとき、目で景色やテーブルの形を見ている。また触覚でテーブルの木の質感などを感じ取っています。列車デザインやインテリアの専門家だったら、それを注意深く甘受し言語化するでしょうが、一般の人はそんなことをしません。目ではそのテーブルを快いものだと捉えているけれど、決して言葉にはなりません。そして時がたてば記憶は曖昧になります。

しかし、そのテーブルでおいしいものを食べたとする。そうすると、食べ物の味わいとともに、テーブルの形や素材、質感が一挙に記憶される。不思議なことだが、これは事実です。人は五感を使って体験し、記憶を残していく。その五感の頂点にあるのが味覚と視覚なのです。だからもっとも強い印象を脳に与え、強い記憶として残っていくわけです。

ですから「おいしい」というのは、ただ舌の感触だけではない。空間が素晴らしかったりサービスがよかったり、心地よい音楽が聞こえたり、一緒にいた人が素敵だったりしたこと、そのことが合わさって人は「おいしい」といっているのです。

(中略)

つまり列車の中で食べた食事がおいしければ、鉄道の旅が楽しかったと乗客は記憶する。そうすれば懐かしく思い出して次の機会も列車に乗ってくれる。だからこそ、ビュッフェは必要なのだと私はJR九州のビュッフェ反対派に訴えたのでした。

(書籍より一部省略のうえ引用)

「経験デザイン」という言葉でまとめてしまうのはカンタンだけど、それをここまで言語化・具体化できるデザイナーは少ない気がしてすごく興味深い。

九州新幹線800系には残念ながらビュッフェはないものの、鉄道の旅を楽しくする工夫がいくつもあり、書籍でも紹介されている。

例えば、内装に施された、金箔、漆、蒔絵…など伝統工芸の数々。とにかくものすごく豪華で、普通車にして、東海道新幹線のグリーン車や新しい東北新幹線「はやぶさ」の「グランクラス」を優に超えて、「御料車(皇族専用車)」のような印象。旅の盛り上げ役として機能している。

また、外観のいたるところにしつこいぐらいに列車名を表示しているのも興味深い。上掲の写真は2010年春に鹿児島中央駅で撮影したもの。例えば先頭車両の写真には数箇所に「KYUSHU SHINKANSEN」「つばめ」やつばめマークが見える。写真のどこかに列車名があれば、それをもとに他の写真がどこでいつ撮ったものか推理できる…という旅を楽しくするための一工夫なのだとか。

「旅」という経験を最大価値化するために施されたデザインの数々。経済的論理・効率性を重視した設計の東海道新幹線とは対照的で、人のぬくもりとかホスピタリティを感じる不思議な乗り物であるように感じる。とか思っていたら、案の定ライバルは「リゾートホテル」だったようだ。

書籍では、デザインが廃線の危機に瀕していた路線の復興に寄与した実績も紹介されている。

一躍大ブームとなった、和歌山電鐵 貴志川線 貴志駅の「たま駅長」。このブームにも水戸岡鋭治さんが関与していたとのこと(列車・駅舎のデザインを担当)。 Wikipedia で駅舎写真 が見られるが、屋根はたま駅長の顔を模しているし、「TAMA」の4文字が「貴志駅」以上に目立ってるあたり、遊びごころにあふれてておもしろすぎる!

乗客数が減少傾向にあった路線でも、列車や駅舎のデザインで話題作りを図って復興し、かつ、地元住民を巻き込んだ盛り上げで、街づくりの起爆剤にもなったこの事例は、他でもいろいろな活用ができそうで示唆に富んでいるように思う。

それ以外にもいろいろ興味深い話が書籍には詰まってて話は尽きないものの、最後にひとつだけ。

九州新幹線800系「つばさ」はJR九州の予算の関係上、JR東海・JR西日本が開発した東海道・山陽新幹線700系「のぞみ」をベースに作られているようで、デザイン上の制約はものすごくたくさんあったはず。その中でもいろんな工夫により存在価値を高めていく。そんな工業デザイナーとしての立ち振る舞い・心構えを表現したフレーズがあったので転載しておきたい。

私が関わっている列車デザインの仕事というのは、99%の見えない部分のよさをわかってもらうために、1%の見えている部分を光り輝かせる仕事です。つまりデザイナーの仕事というのは、なかなか見えにくい仕事を頑張ってきた人の、その仕事を世間に認知させていく仕事なのです。

(書籍より引用)

テーブルフォト

January 23rd, 2011

LunchJingoji
P1140081Lunch

やまけんの出張食い倒れ日記など食べ物ブログの影響を受け、テーブルフォトに挑戦中。いままで自分が撮ってきた被写体というと、建造物・風景・花…といったところでいわゆるブツ撮りの経験があまりなく、いろいろ試行錯誤を繰り返している状況。

自分なりに考えるテーブルフォトのポイントをまとめておきたく、以下5点書きだしておく。

  1. 光の加減が大きく出来栄えを左右する
    順光・逆光・斜光…など被写体を照らす光の具合で雰囲気がまるで変わるほか、ストロボの活用で調光の自由度が格段に高まるみたい。前述のブログの作成者はストロボを多用してるようで、どの写真もまばゆく輝いており目を見張るばかり。けど自分の場合、飲食店でストロボをたくわけにもいかないので、入店時などに店内の採光の様子を把握して、できるだけ光がよく入る場所に座ろうと心がけている。
  2. 非日常的なアングル
    いまだよくわかってないけど、かなりキモではないかと考えるのがアングル。椅子に座って背筋を伸ばした姿勢でカメラを構えて、テーブル上の被写体を撮ろうとするも、なぜかさほど美味しそうに見えない。被写体と同じくらいの高さで構えたり、真上から見上げるように撮ると、だいぶ被写体の印象が変わることが多い。食事という日常性の中に非日常を見出す…みたいな。というのを前提に考えると、一眼レフで撮影するにしても、ファインダーを覗きながらの撮影は身をかがめたり立ち上がらねばならず、それはそれで公共の場では大げさなので、ライブビューを多用することになりそう。
  3. レンズは標準・中望遠
    35mm 換算で 28mm くらいの広角は被写体がゆがんでしまう印象があり、近くに寄れて撮影しやすいけど、極力やらないようにしている。良いと感じるのは 35mm 換算で 40-100mm くらいの標準・中望遠での撮影。被写体から少し離れながらの撮影で、周囲の人目が多少気になるけど、それでも圧縮効果で被写体本来の姿を写せる感じがして、ブツ撮りの基本のキではないかという気がしてきている。
  4. ホワイトバランスはマニュアル指定
    少し前から疑念をいだいている AWB(オートホワイトバランス) がことブツ撮りにおいては本格的に信じられなくなってしまい、色温度を直接指定することにしている。室内灯なら 2900K を基準に、太陽光が入るところなら 5200K を基準に調整してなんとかなりつつある。その調査をしていくなかで、色温度を測定してくれる「カラーメーター」なるツールに出会い、ものすごく魅力的だけれど中古でも5万円以上、ということで少しためらってしまっている。
  5. Raw撮影と現像
    屋内の撮影はシャッタースピードが上がりづらく、露出をプラスにしようと思うも手ぶれがきになってしまい設定が難しい。その対策として、ひとつは F2.0 など明るいレンズを使うこと、もうひとつはRaw撮影とその後の現像処理ということになる。自分の場合、露出補正と別項で記載のWB補正でだいぶ現像ソフトでの操作に時間をかけることが多くなってきており、出来栄えを大きく左右するところでもあるので、もう少し勉強したいところ。

そんなところを考えながら撮影したのが上掲の写真。被写体そのもののきれいさ・おいしさが少しは引き出せてきたのではないか、という気がしてきている。引き続きいろいろ撮っていきたい。

■上掲写真の撮影データ
左上: オザミデヴァン本店 (銀座) – DMC-GF1 / 20mm F1.7
右上: 神護寺近くの茶屋(京都高雄) – EOS 7D / 18-270mm F3.5-6.3
左下: 日本食堂(東京駅内) – E-420 / 50mm F2.0 Macro
右下: 鉢の木(鎌倉) – E-420 / 50mm F2.0 Macro

■追記
過去撮影したテーブルフォトは、Flickr の set 機能でまとめている。ここの写真たちを日を追うごとによい出来栄えにしていきたい。

羽田空港から見える千葉

January 22nd, 2011

Haneda Airport & Makuhari Take off (D runway & Kisarazu)

冬の快晴なら羽田空港から滑走路(C・D)・東京湾ごしに幕張(左写真)や木更津のコンビナート群(右写真)が見えちゃうよ、という図。位置関係は第2ターミナル展望デッキに備え付けの湾岸広域マップに詳しい。

自分の写真が各所に掲載中

January 22nd, 2011

一眼レフで写真を撮り始めてからもうすぐ3年。名のある媒体にて、自分の撮影写真を取り上げていただける機会がちらちらでてきた。ひとまず現時点での掲載事例をまとめておく。

Come Golf in JAPAN

観光庁で推進している外国人向け観光プロモーションの一環として作成された「Come Golf in JAPAN」というPR冊子があり、この背表紙に東京タワーと桜の組み合わせの写真を掲載いただいている。聞いたところでは、昨年スペインで開催された観光事業者向けイベントでこの冊子が多数配布されたとか。日本とはどんなところか?という外国人の興味・関心に多少はお役に立てたのではないか、と勝手に自己満足している。

Lonely Planet

「英語圏の旅行者向けトラベルガイドブック」といったらいいんだろうか、日本でいう「地球の歩き方」のようなポピュラーな存在で、そのウェブ版の以下2つの記事に掲載いただいている。

Getty Images

前述の2例とは少し違うけど、写真素材サイト Getty Images で自分の写真を取り扱っていただけることになった。Getty Images と各種手続を交わして、商材として陳列されてはみたものの、すぐに発注があるわけでもないようなので、少し様子を見てみようと思う。

Wikipedia

よろこぶべきかよくわからないけど、Wikipedia にも掲載いただいている。ワンマン運転 というページに掲載されている 高山本線の写真Flickrはこちら)。

上記事例のいくつかは Creative Commons のライセンス に基づきご掲載いただいている。無料で使えるためか、ライセンス準拠のうえ割と気兼ね無くご利用いただけるようで、著作権者たる自分は Flickr の stats を通じて掲載例を知る、というパターンなので、ひとことくらい使っていくよとか教えてくれてもいい気がするけど、とはいえ、利用の敷居をあげていくことにもなりかねないので、ひきつづき Flickr の stats を注視していこうと思う。

徳島上勝 山犬嶽の水苔

December 25th, 2010

Kamikatsu

徳島上勝での話題をもうひとつ。

上勝町の交流施設「山の楽校 自然の宿あさひ」の代表を務めていらっしゃる田上幸輝さんのご案内で
水苔(みずごけ)でその名が知られている山犬嶽(やまいぬだけ)へ。

上掲の写真はハイキングコース中の一枚。

「こけといえば京都の西芳寺(苔寺)」といった理解の自分だったけれど、
こちらのこけは自然発生的かつ大規模に岩肌にびっしり密集してて興味深い。

聞いたところでは、ここのこけがいちばんきれいなのはジメジメした6月とのこと。
6月といえば棚田のベストシーズンでもあるわけで、
これはますます再訪しないわけにはいかない気がする。

徳島上勝の棚田

December 25th, 2010

Kamikatsu

徳島県勝浦郡上勝町は「カンブリア宮殿」でも紹介された葉っぱビジネスの会社「いろどり」がある町。
かつ「日本で最も美しい村」連合のひとつでもあるのだとか。

そこに日本でも有数の棚田があり、専門家交えて見学できる機会があると聞き、
高速バスと車をのりつないで行ってきた。

上掲の写真は田野々という地域から一帯を見下ろした図。
傾斜に沿って棚田が広がっているほか、曇空から光芒が差し込み、ものすごくきれい。

同行いただいた徳島大学の平井松午教授によると、
このあたりの景観は江戸時代からほとんど変わっていないのだという。
古地図を片手に各所で説明いただく内容は「ブラタモリ」さながらのおもしろさで、
たいへん興味深く拝聴させていただいた。

思ったのは、水の張った初夏の棚田はもっときれいなのでは…!ということ。
東京に戻ったあと見つけたデイリーポータルZの上勝棚田紹介記事には、
6月頃と見られる棚田の写真が掲載されているが、
青々とした緑に光り輝く水がまるでいのちを感じさせるかのように美しい。

いろんな方にお世話になったこともあり、ぜひ初夏に再訪しようと思う。

なお、今回の見学には含まれなかったが、
上勝町の数ある棚田のうち「樫原(かしはら)の棚田」は「日本の棚田百選」に指定されているほか、
国の重要文化的景観」にも選定されているとのこと。
再訪時にはこちらも見ておきたい。

Flickrに上勝の写真を多数掲載しました。

神戸ルミナリエ

December 25th, 2010

Kobe Luminarie

ようやく行けた神戸ルミナリエでの一枚。

毎年12月上旬という師走のなかでも佳境な時期の開催でなかなか行けなかったけど、
今年は普通の週末に車中泊2日の京都・神戸旅行を敢行。
やっとお目にかかることができた。

年の瀬の雰囲気ですっかり和んでしまったけれど、
もともとの開催趣旨は「阪神大震災の犠牲者の鎮魂と復興」。
祈りを込めるとともに、募金箱に投じた千円にさらなる復興への願いを託しました。